発行日:2015年9月30日
タイトル:なぜ8割の動物病院が廃業になるのか
分野:経営・実用
著者:西川芳彦
仕様:四六判 224ページ
定価:1800円+税
著者プロフィール
1958 年滋賀県生まれ。動物病院事業承継コンサルタント。
東京海洋大学卒業。1995 年から動物病院の開業コンサルティングを開始、全国に300 件以上の開業支援実績がある。2008 年から動物病院の事業承継コンサルティングを開始、全国に80 件以上の実績をつくる。
動物病院開業セミナーを20年間で計252回開催、日本臨床獣医学フォーラム年次大会にて講演多数。
内容紹介
いま、動物病院の世界で何が起きているのか。
ペットを飼っている人ならしばしばお世話になる動物病院。しかし、この動物病院の8割が、院長の引退と共に廃業していることをご存知だろうか。
今の日本の獣医業界は、大多数の獣医師が引退して廃業し、大多数の獣医師が新規開業するという状況がずっと続いてきた。
ところが、この5年以内に日本の獣医業界は間違いなく、プラス成長から長期マイナス成長に移ることが推測されている。このまま引退する院長の8割の病院が廃業し、大多数の獣医師が新規開業するという状況が続けばどうなるか。おそらく、病院を継続できなくなる若い獣医師がかなり増えるだろう。
1999年からこの動物病院の事業承継問題に取り組み、院長のハッピーリタイヤと、後継者のハッピースタートを支援してきた著者が、数々の事例とともに動物病院経営の実態に迫った。
第1章
2020 年の衝撃
動物病院を取り巻く環境はこれから5年間でこれだけ変わる
日本の経済・社会の大転換の年、2020 年
動物病院の経営はこれから氷河期に入っていく
第2章
承継した新院長インタビュー
どのようにして私は開業独立できたのか
第3章
承継させた前院長インタビュー
なぜ私は早期に病院を譲ってリタイアできたのか
第4章
事業承継について、
院長・勤務医・代診のほとんどの先生が知らないこと、10
第5章
2020 年の大転換で、第三者事業承継の果たす役割は何か?