未来の紙について考えるセミナー。
書籍のデジタル化が騒がれて数年が経ちます。
2000年を境に新聞、雑誌、書籍用紙の消費量は年々減り続け、唯一伸びてるのは包装紙と言われています。
確かに過剰包装と思われる製品はよく見かけますが、どれも高級感の演出として使われているように思います。これからの時代、紙は高級品となっていくのでしょうか。消費が減れば価格も上がるわけですから。
さて、セミナーでは、想像もしていなかったような紙の未来について垣間見ることができました。
金属粉を吹き付けた電子回路や、血糖値を測るセンサーを埋め込んだ健康診断チップ、はたまた振動から電気を作り絵柄が変わるポスターに。
それでもやはり、紙の本がいつまでも愛されることを願います。