中国でハンセン病隔離村の環境改善に取り組む「家-jia-」の原田燎太郎さんが講演のため一時帰国。今日はハンセン病回復者で書家の林志明(リン・チミン)さんも来日され、壮絶な半生を伺うことができました。
今年85歳になる林さんは8歳の時にハンセン病を発病。貧しい生活に加え、当時の中国ではハンセン病患者は殺傷されることも珍しくなかったといいます。そ んな中、路上で書を売るなどして生活をつなぎながら、ハンセン病元患者の差別や病苦と闘う半生を描いた小説を出版するなど、世の中にこの病のことを訴え続 けてきました。その功績が認められ、国際ハンセン病学会から表彰されるなど、現在は活躍の場を広げていらっしゃるようです。
講演のあとには書を披露する場面もあり、来場者の注目を集めていました。
原田燎太郎さんは言います。
「ハンセン病回復者は人類の宝だ」と。
なぜ宝なのか。
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