「家系図のススメ」
「賃貸経営&相続対策フェスタ」の一環で自分史セミナーがあったので、勉強がてら足を運んできました。いくつかの講演があり、どれも大変興味深かったのですが、中でも塩崎明子さんの「家系図」に関する講義はたいへん印象的でした。
自分史に取り組む上で、「家系図」を本の巻末に入れることはよくあります。父方、母方それぞれの系統を遡り、記録しておくことは意義のあることではあります。
しかしこの家系図、単なる記録的な意味合いだけに止めておくには、ちょっともったいないかもしれません。
塩崎さんはこの「家系図」を読み解くことで、様々な気付きがあると言います。
幸福な家系、逆に不運が多い家系という偏りはどうして生じるのか。それを因果という視点で考察していくのです。そして、不運の因果は、先祖の供養や、夫婦仲の良さによって断ち切ることができると結んでいます。
時には「家系図」を作りながら、自分が生まれる前の時代を旅するのもいいかもしれません。
私もこの家系図の世界、みなさんに活用してもらえるよう、もう少し勉強してみたいと思います。