去年の4月。雨の降る日曜日に、とある教会で撮らせていただいた一枚。
お隣の翁は林志明(リンチミン)さんといって、中国からはるばる来日されたハンセン病回復者の方です。
この日、林さんがハンセン病とともにどんな人生を歩んでこられたのか、講演を伺いました。その優しい瞳の奥に、凄絶な差別と偏見の苦しみを湛えておられることを知りました。
あれから1年と2ヶ月が過ぎ、同じ教会で林さんの書いた小説の翻訳出版を祝う会が開かれます。きっとここに来る人は、ハンセン病に興味があるかないかより も、「あるテーマ」を背負った人間の生き様を重んじる人たちではないか。そんなことを思いながら、私も少しだけ出版の経緯についてお話をさせていただく予 定です。
https://www.facebook.com/events/455536207904692/
6/20(土)。お時間の許す方、どうぞ足をお運びください。